「フライトアテンダントが選ぶ、住みたい街ナンバーワン」や「世界で最も美しい街」によく選ばれているパース。オーストラリアの西海岸にある都市です。
パースの一番の観光名所と、ホテルをご紹介します。
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キングスパーク・ボタニックガーデン
パースで最も有名な観光地の1つは、「キングスパーク・ボタニックガーデン」です。
この ( ↓ ) 地図からもわかるように、とても広い公園・植物園です。
観光客だけではなく、ローカルにも人気の公園です。ジョギングをする人、散歩をする家族、パーティをする若者たちを見かけます。
美しい並木道とシティの景観が楽しめる Fraser Avenue
キングスパークのメインゲートは、こちら ( ↓ ) の地図の黄色で囲んだ Fraser Avenue です。長く伸びた美しい並木道とシティの景観が楽しめます。結婚式の写真撮影をするカップルにも人気がある、絵になる場所です。
キングスパークのメインエリア
Fraser Avenue をまっすぐ進むと、戦争記念碑があるエリアに着きます。キングスパークは、400ヘクタールという広大な敷地ですが、多くの人が集うのは、上の地図のピンク色で囲んだエリアです。
ここには、散歩道やピクニックができる芝生、レストランやショップがあります。パース市街を一望できるのもこのエリアです。
● インフォーメーションセンター
インフォーメーションセンターとギフトショップもあります。
インフォーメーションセンターには、地図が用意されています。地図には、「植物」「歴史」など、テーマに沿ったウォーキングコースが示されているので、見どころをおさえたい方にはおすすめです。
インフォーメーションセンターの人は、親切で、色々な質問に答えてくれます。植物園の地図以外にも、パースについてのパンフレットなどがあるので、立ち寄ってみてください。
● ギフトショップ
ギフトショップには、地元のデザイナーによるワイルドフラワーや、オーストラリアの動物が描かれたグッズが売っています。コースターやカップ、ノートやカードなど、おみやげにもできる、かわいいグッズがたくさんあります。
植物園でワイルドフラワーに魅了された後に行くと、デザインがさらに素敵に見えるかもしれません。香水やアロマグッズもあり、自分用の旅の思い出になるものもあります。
また、オーストラリアの植物や文化に関する書物、クオッカが登場する絵本なども置いているので、オーストラリアに関する知識を深めたい方、子供へのおみやげを探している方にもおすすめです。
● テイクアウトのお店で名前を聞かれるかも
このエリアには、飲み物や軽食をテイクアウトできるお店もあります。
オーストラリアのフードコートやテイクアウトができるお店では、注文時に名前を聞かれることがあります。注文した料理の準備ができたときに、注文者の名前を呼んで、料理を渡すためです。
このシステムを知らないと、なんで、こんなところで名前を聞かれるんだろう?と思っちゃいますよね。
実際に、海外からの観光客が戸惑っているのを見かけることもあります。そして、ていねいにフルネームを伝えるのを、耳にすることも。
もちろん、フルネームを伝える必要はなく、自分が呼ばれたことがわかるなら、なんでもいいのです。日本語の名前はわかりにくいので、好みの英語の名前を伝えたり、など。
オーストラリア固有の植物が鑑賞できる植物園
上の地図のオレンジ色で囲んだ部分が植物園です。
植物園には、オーストラリア固有の美しい植物がたくさんありす。一年を通して、たくさんの植物を鑑賞できますが、ベストシーズンは9月で、毎年、「ワイルドフラワーフェスティバル」が開催されます。
その時期には、カーペットのように広がる花畑や、日本ではなかなか見ることのない、不思議な形の花を楽しめます。キングスパーク以外でも、ワイルドフラワー関連のイベントが数多く開催されるので、ワイルドフラワーがお目当てなら、9月頃に行きたいですね。
植物のそばには、それぞれの植物の説明や、アボリジニの文化を解説した表示があります。植物の名前や、アボリジニの文化での植物の役割について学べます。
植物園の外に伸びている、たくさんの散策路もおすすめです。バオバブの木もあります。
上の地図の大部分を占める、薄いグレーの部分は、オーストラリアでは「ブッシュランド」と呼ばれる、木々が生い茂る、林のようなエリアです。広大なキングスパークの敷地の3分の2はブッシュランドで、小道に沿って散策できます。
旅行前に計画を立てたい方は、こちらのページにあるキングスパークの地図をどうぞ。
古い建物が美しい通り King Street
キングスパークを始めとして、パースには観光名所が幾つもあります。オーストラリア政府観光局のサイトでも、見どころが紹介されています。
19世紀後半や20世紀初めの建築物が好きな方におすすめしたいのが、King Street です。
パースでは、市内のあちこちで古い建物を目にしますが、この通りには、美しくリノベーションされ、ショップやレストランとして使われている建物が並んでいます。
それほど長い通りではありませんが、写真を撮るのが好きな方にもいいでしょう。
上の写真は、その King Street の一角です。ティファニーやシャネルといった、ヨーロピアンブランドのお店が並んでいます。
King Street は、パースのショッピングの中心である Murray Street と Hay Street の間にあります。
地図は、こちら ( ↓ ) 。
パースのホテル
パースのホテルは、フロントがオープンしている時間が限られているところがあります。時間外でも、玄関のドアベルを鳴らせば対応してくれることになっているのですが、ホテルサイトのレビューによると、ものすごく待たされたり、対応がスムーズではないこともあるようです。
海外からパースに到着するフライトの多くは、夜の12時以降に到着します。フロントが閉まっている時間帯に、ホテルに到着することになります。スムーズにチェックインしたい場合は、フロントが24時間対応のホテルを選ぶほうがよいかもしれません。
キッチンつきのホテル「シタディーンズ セント ジョージズ テラス」
この記事では、Citadines St Georges Terrace Perth 「シタディーンズ セント ジョージズ テラス」をご紹介します。
シタディーンズは、世界中に展開しているアパートメントホテルで、日本では、新宿と京都にあります。
ホテルのエントランスは、夜はロックされており、部屋のカードキーで解除できるようになっています。チェックインの際は、フロントの人がロックを解除してくれます。
街中のホテルなので、部屋からの景色に期待はできませんが、できるだけ眺めのよい部屋をお願いしていたところ、St Georges Terrace という大通りに面した部屋をアサインされました。窓の向こう側はオフィスビルですが、大通りのため、多少は距離もあり、まあまあの眺めでした。
ただ、大通りなだけに交通量が多く、車の音が少し気になりました。といっても、夜、寝るころには、行きかう車も少なくなるので、音がうるさくて眠れない、というほどではありません。
宿泊したのは、”Studio Executive” というタイプのお部屋です。キングサイズのベッド、食事をするテーブルにもなるデスク、テレビ、簡単な料理をするのには十分なミニキッチンと、シャワーブースがあるバスルーム。ソファもあり、なかなか快適なお部屋でした。
部屋の備品で足りないものがあったら、フロントに電話しましょう。すぐに持ってきてくれます。
このホテルは、予約サイトでのレビューは、おおむね高評価でしたが、「キッチンにフライ返しがない!」というコメントが幾つかありました。私たちの部屋にも、フライ返しがなく・・・フロントにお願いしたら、届けてくれました。ルームキーパーが、なぜか、忘れちゃうみたいですね。また、タオルも人数分ありませんでした。
それを除けば、設備が整っていて、交通の便もいいので、パース市内に泊まる機会があるなら、候補の1つとしていかがでしょうか。
おみやげも買えるスーパーは、ホテルから徒歩5分
ホテルから徒歩5分の場所に、オーストラリアの代表的なスーパー Woolworths があります。大通りをまっすぐ5分歩くだけなので、迷うこともないでしょう。
旅先では、地元のスーパーをのぞくのが楽しみ、という方や、おみやげはスーパーで調達、という方も多いでしょう。週末やホリデーシーズン以外の日は、基本的に朝8時から、夜9時までオープンしているので、なにかと便利なスーパーです。
オーストラリアみやげの定番といえば、Tim Tam でしたが、日本でもあちこちで、買えるようになりましたね。日本にはないものが欲しいときは、Tim Tam を出している Arnott’s 社の他のお菓子(ビスケットなど)もおいしいですよ。この ( ↓ ) ロゴが目印です。
スーパーにある、食べもの以外でおすすめのおみやげは、石けんです。アロマを使った香りがいいものや、オートミールが入っていて、やさしいスクラブ効果があるものなど、色々あります。おみやげにして、評判がよかったのは、こちら ( ↓ ) 。
ラインナップは、サンダルウッドの香りの石けん、ヤギのミルクでできた石けん、オリーブオイルの石けん、でした。
パッケージのイラストはチャクラ風ですし、”Be mindful” “Be present” という言葉が書かれているので、ヨガ好きな方にも好まれます。
パースの情報サイト
日本とパースを結ぶ直行便が就航されるかも、というニュースがオーストラリアで報道されたそうです(2017年11月)。パースがある西オーストラリア州は、観光客誘致に力を入れているので、いろいろな面で、ますます旅行しやすい街になるでしょう。
西オーストラリア州政府観光局
パースがある、西オーストラリア州政府観光局のサイトです。
パースの楽しみ方トップ10
オーストラリア政府観光局による、「パースの楽しみ方トップ10」です。
キングスパーク・アンド・ボタニックガーデン
この記事内でも紹介した、キングスパーク・アンド・ボタニックガーデンのサイトです。イベント情報も掲載されています。
パースから足を伸ばして、ロットネス島へ行きませんか。
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