英語で「1時40分」と言いたいとき、何と言っていますか。
“One forty” でしょうか。もちろん、正解です。
「1時40分」という意味で、”twenty to two” という表現を耳にしたことはありますか。日本語にすると「2時20分前」という意味になります。
では、「1時10分」は何と言うでしょう。
“One ten” または “ten past one“と、言います。
今回は、past と to を使った時間の表現について、まとめました。
「~時30分」までは past
「~時30分」までは、「~過ぎ」を意味する past を使います。
1時5分 five past one
1時8分 eight past one
1時20分 twenty past one
1時5分は、「1時5分過ぎ」、1時8分は「1時8分過ぎ」という表現になります。
「~時30分」以降は to
30分を区切りにして、それ以降は to を使います。この to は、日本語にすると「~前」という意味になり、「to + 次の時刻」で表現します。
1時35分 twenty-five to two
1時40分 twenty to two
1時55分 five to two
1時35分は「2時25分前」、1時40分は「2時20分前」という表現の仕方です。
30分は half
「30分」は half を使います。そして、各時刻の30分までは past を使うので、「~時30分」は、以下のように言います。
1時30分 half past one
2時30分 half past two
15分と45分は quarter
「~時15分」と「~時45分」は、quarter を使います。
Quarter は「4分の1」という意味で、15分は、60分の4分の1ですね。
~時15分
1時15分 quarter past one
2時15分 quarter past two
各時刻の30分までは past を使うので、15分は quarter past ~ (~時15分過ぎ)です。
~時45分
「~時45分」も、quarter を使います。
1時45分 quarter to two
2時45分 quarter to three
各時刻の30分以降は to を使うので、45分は quarter to ~ (~時15分前)です。
さいごに
Past と to を使った、時間の表現についてまとめました。
ニュース番組やラジオで時刻を言うときは、past や to を使うことがほとんどです(オーストラリアの場合)。
また、日常の会話でも、例えば、”one fifteen” よりも “quarter past one” のほうが、よく使われます。Past と quarter を使う表現になじみがないと、耳にしたときに一瞬、戸惑うかもしれません。
「何時?」と聞かれて、自分が答えるときは、”one fifteen” で、もちろん大丈夫です。でも、他の人が past や quarter などを使って時刻を表しているときにも、分かったほうがいいですよね。今回紹介したような表現もあることを、覚えておくといいと思います。