イベントに誘われたときの返答である「何があっても行くよ!」、逆に誰かを誘うときの「人数が多ければ多いほど楽しいから、ぜひ来て!」など、日本語で何気なく使うフレーズを英語でも言えたら、会話がスムーズになりますよね。
これらの表現を日常英会話の例文と共に紹介します。
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Come rain or shine|何があっても、雨天決行
Come rain or shine は、「どんなことが起きても」「何があっても」という意味のイディオムです。
Rain or shine は、「雨が降っても、晴れても」ですね。屋外でのイベントについて “rain or shine” という添え書きがあるときは、「雨天決行」という意味です。
この表現は、お天気に関する以外のことにも使われ、その場合は「何があっても」「どんなことが起きても」という意味になります。
Bill: Of course! Come rain or shine, I’ll be there.
Samantha: Thanks, I appreciate it.
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サマンサ:今晩、駅に迎えに来てくれる?荷物がたくさんになる予定なの。
ビル:もちろん!何があっても行くよ。
サマンサ:ありがとう、助かるよ。
Be my guest|遠慮なくどうぞ、ご自由にどうぞ
Be my guest は、「遠慮なくどうぞ」「ご自由にどうぞ」と言いたいときに使われるイディオムです。
Be my guest を直訳すると、「私のお客さんになってください」ですよね。「お客さんなので、ご自由にどうぞ、遠慮なくどうぞ」という感じです。
Fred: Have you tried restarting it?
Betty: Yes, I’ve tried everything.
Fred: Do you mind if I try to fix it?
Betty: Go ahead. Be my guest.
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ベティ:やだ!パソコンがまたフリーズした。
フレッド:再起動してみた?
ベティ:うん、全部試してみた。
フレッド:僕が直せるか、見てみてもいい?
ベティ:どうぞどうぞ。任せるよ。
Steve: Sure. Be my guest. Kate: Thanks. ーーーーーーーーーーーーーーー ケイト:すみません。少しの間、ペンをお借りしてもいいですか。 スティーブ:もちろん。どうぞ。 ケイト:ありがとう。 The more the merrier は、「歓迎するよ」「人数が多い方が楽しいから、ぜひ来て」という意味の表現です。 Merry は、Merry Christmas でお馴染みなように「楽しい、陽気な」という意味ですね。 The more the merrier を普通に訳すと、「多ければ多いほど楽しい」です。 イベントなどに誘った相手が「私が行ったら、お邪魔じゃない?」と、遠慮がちに言ったときに、「そんなことないよ。人数が多ければ多いほど、盛り上がるよ。ぜひ来て!」と答えるような感じです。 Sam: Wow! I’ve always wanted to visit there. Andrew: Do you want to come with us? Sam: Really? Andrew: Sure. The more the merrier. Sam: Thanks! I’d love to. ーーーーーーーーーーーーーーー アンドリュー:来年の春、ダニエルとフランクと一緒に、プラハへ旅行する計画を立ててるんだ。 サム:わあ!プラハに行きたいと、ずっと思ってるんだ。 アンドリュー:一緒に来る? サム:本当? アンドリュー:もちろん。人数が多い方が楽しいよ。 サム:ありがとう!ぜひ。 John: I’m going to meet some friends at a pub. Do you want to come? Cynthia: Are you sure that it would be all right? John: Of course! The more the merrier. ーーーーーーーーーーーーーーー シンシア:今晩の予定は? ジョン:パブで友だちに会うよ。来る? シンシア:私が行っても大丈夫? ジョン:もちろん!大歓迎だよ。 In full swing は、「ある事が、最高の状態や最大のパワーで進んでいる・起きている」ということを表したいときに使うイディオムです。 パーティやイベントが最高に盛り上がっている、仕事やプロジェクトが本格的に進行中である、工場がフル稼働している、といった意味で使います。 Frank: It was great! I arrived late, so by the time I got there the party was in full swing. Everyone was dancing and having a great time. Gary: I can imagine. Ted’s parties are always a lot of fun. ーーーーーーーーーーーーーーー ゲリー:昨夜のテッドのパーティ、どうだった? フランク:すごい楽しかったよ!僕が参加したのは遅い時間だったから、その頃には最高に盛り上がってた。皆、踊ってて、とっても楽しんでたよ。 ゲリー:想像できるよ。テッドのパーティは、いつもすごく楽しいよね。 Ken: Yes, the construction is in full swing. At this pace, I should be able to move in by April. ーーーーーーーーーーーーーーー デール:昨日、建設現場に行ったよ。建設業者は、君の新しい家をものすごい速さで建てているね。 ケン:うん、作業はフル回転だよ。このペースなら、4月までに入居できそう。 Come rain or shine 「雨天決行」「何があっても」 Be my guest 「遠慮なくどうぞ」「ご自由にどうぞ」 The more the merrier 「大歓迎」「人数が多い方が楽しいから、ぜひ来て」 In full swing 「(ある事が)最高の状態や最大のパワーで進んでいる・起きている」「最高に盛り上がっている」「フル稼働」The more the merrier|大歓迎、多ければ多いほど楽しい
In full swing|最高に盛り上がる、フル稼働
まとめ















Coach: Absolutely. Come rain or shine, the game will go ahead.
Harry: Great! I’m really looking forward to it.
Coach: That’s what I like to hear!
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ハリー:明日、雨が降っても、サッカーの試合はありますか。
監督:もちろん。天候にかかわらず、試合は開催されるよ。
ハリー:やったあ!とても楽しみです。
監督:そうこなくっちゃ!