今回は、「出発する」「出かける」「さっさと出て行け」という意味で使われているイディオム、hit the road を例文とともに紹介します。
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Hit the road
Hit the road は、「出発する」「出かける」「さっさと出て行け」という意味で使われているイディオムです。
Hit the road を普通に訳すと、「道路を打つ」ですね。
歩き出すと、足が道路を打つ(触る)ことから、このような表現になったと言われています。
この表現は、徒歩で出発する場合だけに限らず、車や電車などで出かけるときにも使います。
また、hit the road は、誰かに対して、怒って「さっさと出て行け!」と言うときにも使われます。
ケンカをして、「失せろ!(get lost!)」という言うようなときや、恋人に対して、「私たちはもう終わり。出て行って、二度と戻らないで。」と言うようなときです。
レイ チャールズのヒット曲「Hit the Road Jack」は、そういった使い方の分かりやすい例です。この歌では、怒った女性が男性に向かって、「Hit the Road」と言っています。
Steve: Good idea. I hate traffic jams.
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ピート:今、出発したほうがいいよ、渋滞がひどくなる前に。
スティーブ:いい考えだね。渋滞は大嫌いだよ。
Jenny: Hit the road! I never want to see you again!
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サイモン:噓をついて、本当にごめん。お願いだから、僕と別れないで。
ジェニー:出て行って!もう二度と会いたくない!
まとめ
「出発する」「出かける」「さっさと出て行け」
Brad: Is it that late? I had better hit the road. I have to get up early for work tomorrow.
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マーサ:もう夜中の2時!
ブラッド:もうそんな時間?僕、もう行かないと。明日、仕事で早く起きないといけないんだ。