英語には紛らわしい単語が幾つかあります。その代表とも言えるのが、lie と lay。
2つの単語の違いを整理すれば、使い分けは簡単です。
それぞれの単語の意味と活用形をまとめました。
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自分が横になるときは lie
まずは、lie(ライ)のほうを覚えてしまいましょう。
自分が横になるときは、lie を使います。
(犬に向かって)「伏せ!」
犬自身が横になるので、この場合も、lie のほうを使います。Lie を省いて、「down!」と言うことが多いです。
「何か」を横にするときは lay
次に、lay(レイ)です。
「何か」を横にする、寝かせる、置く、という意味があります。「何か」を横にするので、lay の後には必ず物や人が必要となります。
iPhone をテーブルに置く。
赤ん坊をベッドに寝かせる。 上記の文章では my iPhone、my baby が「何か」にあたりますね。 2つの単語の基本的な意味は、これでOKですね。 次は、過去形を見ていきましょう。 「ライ – レイ – レイン」です。 現在形 lie(ライ) 過去形 lay(レイ) 過去分詞 lain(レイン) サラはビーチに寝そべって、日光浴を楽しんだ。 今朝からずっと、犬は暖炉の前に寝そべっている。 「レイ – レイド – レイド」です。Lay の y をとって id をつけます。 現在形 lay(レイ) 過去形 laid(レイド) 過去分詞 laid(レイド) ジョージはクッキーをお皿に並べた。 メニューは、ウエイターがテーブルに置いた。 Lying(ライイング)と laying(レイイング)です。 妻が帰宅したとき、赤ん坊はベッドに横になっていた。 妻が帰宅したとき、ちょうど、赤ん坊をベッドに寝かせようとしていた。 Lay 横たえる・置く(対象物) I lay my iPhone on the table. のような、簡単な例文を暗記すると、「lay の後には目的語がくるのが自然」=lay は「何かを置く」ほう、という感覚が身につきますよ。自分が横になる lie – lay – lain
「何か」を横にする lay – laid – laid
ing 形:lie は lying、lay は laying
まとめ
疲れたので、30分間、ベッドに横になる。