「英語の副詞の位置についてのまとめ」の4回目です。
文章内での副詞の位置に関する、基本的なルールは、副詞の種類によって異なります。これまでに、「頻度を表す副詞」「様態を表す副詞」「時間を表す副詞」について、取り上げました。
今回は、here, there, home, abroad などの「場所を表す副詞」についてです。
場所を表す副詞の基本の位置
場所を表す副詞の基本の位置は、動詞に目的語があるかないかで異なります。
動詞に目的語がない場合は、動詞の後に置きます。目的語があるときは、目的語の後に置きます。
目的語がないとき|動詞の後
目的語がないときは、動詞の後におきます。
Julia went outside.
ジュリアは、外へ出た。
I’ll go there by taxi.
そこへは、タクシーで行くよ。
目的語があるとき|目的語の後
目的語があるときは、目的語の後に置きます。
I bought this book here.
この本は、ここで買った。
I’ll meet you there.
そこで会いましょう。
Philip sent me home.
フィリップが家まで送ってくれた。
場所を表す副詞を強調したいとき
場所を表す副詞は、強調したいときや、前の文や節と比較したいときに、主語の前に置かれることがあります。
主語の前
Nobody was upstairs, but here it is crowded.
上のフロアには誰もいなかったのに、ここは混んでるね。
まとめ
場所を表す副詞の、文章内での位置についてまとめました。
基本の位置
- 目的語がないとき – 動詞の後
- 目的語があるとき – 目的語の後
強調・比較したいときの位置
- 主語の前
ローラは、海外で学んだ。