「英語の副詞の位置についてのまとめ」の3回目です。
文章内での副詞の位置に関する、基本的なルールは、副詞の種類によって異なります。これまでに、「頻度を表す副詞」と「様態を表す副詞」について、取り上げました。
今回は、「時間を表す副詞」の位置について、まとめます。
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時間を表す副詞
基本の位置は、文章の最後
時間を表す副詞は、基本的に、文章の最後に置きます。
I watched a movie yesterday.
昨日、映画を見た。
I went to that cafe recently.
最近、そのカフェに行った。
主語の前に置くこともある
時間を表す副詞は、主語の前に置くこともあります。
副詞を強調したいときや、前の文や節と比較したいときに、主語の前に置かれることが多いです。
その一方で、特に副詞を強調する意図がなくても、主語の前に置かれることもあります。
Neil was a beginner before, but now he is an expert.
ニールは、以前は初心者だったけれど、今はベテランだ。
I went to France last year. This year I want to go to Spain.
去年は、フランスに行った。今年は、スペインに行きたい。
This year, last year は副詞句と呼ばれ、副詞のような働きをします。This week, last month なども同様です。
It rained a lot last month, but this month it has been sunny.
先月は雨がたくさん降ったけど、今月は、晴れの日が続いている。
まとめ
時間を表す副詞の、文章内での位置についてまとめました。
- 基本の位置は、文章の最後
- 強調・比較したいときに、主語の前に置く
- 主語の前にあっても、強調の意味がないこともある
明日、ハワイへ発つ。