以下の「聞く」の表現の使い分け、できていますか。
- Hear
- Hear of
- Hear about
- Hear from
- 自分の耳で「音」を実際に聞く
- ~の名前を聞いたことがある
- ~について耳にする・聞く
- ~について内容を知っている
- ~について詳しく話を聞く
- ~から連絡がある
それぞれの使い方を、例文と一緒にみていきましょう。
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Hear
Hear は、自分の耳で「音」を実際に聞いたときに使います。
自分の耳で「音」を実際に聞く
よく聞こえません。大きな声で話してくれますか。
Hear は、耳で「音」を聞いたときに使うので、例えば、I heard her marriage. とは言いません。
「結婚」は音ではないので、I heard the news of her marriage. のように「結婚のニュース」にするか、I heard that she married.(彼女が結婚したと聞いた)にします。
Hear of
Hear ofは、「~の名前を聞いたことがある・知っている」「~について耳にする」というときに使います。
~の名前を聞いたことがある
Steve: He created Snoopy.
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ヘレン:チャールズ シュルツって知ってる?
スティーブ:スヌーピーの作者だよ。
Fiona: No, what is it?
Cyril: It’s a recently debuted band. They are great.
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シリル:フライデーウイングス、って聞いたことある?
フィオナ:ううん、何それ?
シリル:最近デビューしたバンド。すごくいいんだ。
~について耳にする・聞く
それは、初めて聞く場所だ。
Hear about
Hear about は「~について内容を知っている」「~について詳しく話を聞く」というときに使います。
~について内容を知っている
Colin: I only saw the headline. I don’t know the details.
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ボビー:宝くじの当選者のこと聞いた?
コリン:見出しを目にしただけ。詳しいことは知らない。
~について詳しく話を聞く
Mick: I’d like to hear about it.
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アイヴィー:部署に空いてるポジションがあるの。応募する気ある?
ミック:詳しく聞きたいな。
Hear from
Hear from は、「~から連絡がある」というときに使います。
~から連絡がある
連絡もらえてうれしいよ。
ドーラから長いこと音沙汰がないよ。どうしてるかなあ。
まとめ
Hear, hear of, hear about, hear from について整理しました。
- 自分の耳で「音」を実際に聞く
- ~の名前を聞いたことがある
- ~について耳にする・聞く
- ~について内容を知っている
- ~について詳しく話を聞く
- ~から連絡がある
花火の音を聞いた。