今回は、「とっておきの切り札」「隠し球」という意味で使われているイディオム、an ace up the sleeve を例文とともに紹介します。
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An ace up the sleeve
An ace up the sleeve は、「とっておきの切り札」「隠し球」「いざというときの奥の手」という意味で使われているイディオムです。
勝負事や状況に有利に働く物や人、手段などについて使います。
An ace up the sleeve は、直訳では、服の袖にトランプのエースを隠している様子を表しています。
トランプを使った勝負事をしているときに、切り札であるエースを必要な時が来るまで隠し持っている、という状況です。
An ace up the sleeve、または、an ace up one’s sleeve という形で使います。
Ted: Harriet is such a formidable lawyer, isn’t she?
Gary: That’s for sure. She always researches her cases diligently.
Ted: That’s true. She always finds out important information that helps her win her trials.
Gary: I know. She always has an ace up her sleeve.
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テッド:ハリエットは、とても優秀な弁護士だよね?
ゲリー:間違いないね。担当の案件を、いつも念入りに調査する。
テッド:そうだね。裁判を勝利へ導く重要な情報を、いつも見つけ出す。
ゲリー:そうなんだよね。いつもとっておきの切り札を持っている。
まとめ
An ace up the sleeve
「とっておきの切り札」「隠し球」「奥の手」
Coach: I agree. The new player that joined the team is fantastic. I’m sure he will score many winning points for the team.
Manager: He’s an impressive player, that’s for sure. He’s our ace up the sleeve. Nobody knows we have such a talented player on our team.
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マネージャー:今季、うちのチームが勝つ可能性は十分あると思うんだ。
コーチ:私もそう思うよ。チームに加わった新しい選手はとてもいいね。彼が勝利にむけて、たくさんの点数を稼いでくれるはず。
マネージャー:彼が素晴らしい選手なのは間違いないね。うちの隠し玉だ。うちのチームにあれほど才能がある選手がいること、誰も知らないよ。