「コーヒーを1つください」「紅茶をお願いします」。海外旅行中に、一度は言う機会がありますよね。
簡単で便利な「○○をください」の定番フレーズを紹介します。
また、日本とは異なるオーストラリアのコーヒーの主なメニューも、最後にあります。
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「○○をください」定番フレーズ
この文章を覚えておけば、なんでも注文できます。
OOOO には、cappuccino, latte, tea, coke など、注文したいものを入れましょう。
カプチーノを1つください。
オレンジジュースを1つください。
飲み物だけではなく、食べ物にも使えます。
Can I have a salad sandwich, please?
野菜サンドイッチを1つください。
アボガドバーガーを1つください。
万能なので、この文章を覚えておくだけで、カフェでの注文はばっちりです。
「店内で?それとも持ち帰り?」

テイクアウトもできるお店で注文すると、「店内で?それとも持ち帰り?」と聞かれます。
ー For here, please. 「店内です」
ー To take away, please. 「持ち帰りです」
アメリカ英語では to take away の代わりに to go が使われます。
注文するときに「持ち帰りで」と伝えたいときは、次のように言いましょう。
持ち帰りで、カプチーノ1つください。
カウンター上にあるものを指さして注文

カウンターの上やショーケース内にある、マフィンなどを指さしながら注文するときの、決まり文句があります。定番フレーズの Can I have a OOOO, please? を応用したものです。
それを1つください。
Can I have a OOOO, please? の a OOOO を one of those にかえます。
One of those = それらの内の1つ、ですね。
商品が置かれている場所が、相手よりも自分の方に近いときは those ではなく these を使います。
これを1つください。
おすすめを聞いて、それを注文するときのフレーズ
たくさん種類があって決められないときや、なじみのないメニューばかりで、どれにしたらいいか分からないときは、お店の人におすすめを教えてもらうのもいいですよね。
何がおすすめですか。
そして、それを注文したいときは、次のように言います。
それにします。
オーストラリアのコーヒーのメニュー

オーストラリアのコーヒーのメニューは、日本のものとは異なります。
日本ではブレンドと呼ばれるような、「普通のコーヒー」が飲みたいのに、それっぽいのが見当たらない、「アイスコーヒー」を頼んだら、アイスクリームや生クリームが浮かんだコーヒーフロートのようなものがサーブされて、びっくり。
そのような話を、たまに耳にします。
シドニーには、パリよりもカフェが多くある、と言われるほどカフェがたくさんあり、カフェに行くことが人々の日常の一部となっています。「近くにおいしいカフェがあること」が、引っ越しの際の部屋探しの条件にあがるほどです。
そんなオーストラリアのコーヒーのベースはエスプレッソです。これは、イタリア系の移民によってもたらされました。
エスプレッソが基本の、オーストラリアのコーヒーの主なメニューは以下のようなものです。
ブラックコーヒー
エスプレッソをお湯で薄めたもので、日本のブラックコーヒーに一番近いものです。アイスコーヒーが飲みたいときは iced long black を注文しましょう。
エスプレッソです。「ダブル」か「シングル」か聞かれることがありますが、「量はどうする?」という意味です。「ダブル」は「シングル」の倍の量です。
ミルクコーヒー
ミルクには2種類あります。温めたもの( steamed milk )と、泡立てたもの( formed milk )です。
エスプレッソに温めたミルクを入れたもの。
エスプレッソに温めたミルクと泡立てたミルクをそれぞれ同量入れたもの。チョコレートパウダーがトッピングされています。
エスプレッソに温めたミルクと泡立てたミルクを入れたもの。温めたミルクの方が泡立てたミルクよりも多いです。
エスプレッソに、ほんの少量の泡立てたミルクを入れたもの。苦めです。
エスプレッソに温めたミルクとチョコレートソースを入れたもの。
Mocha に泡立てたミルクを加えたもの。
エスプレッソに冷たいミルクを入れ、アイスクリームや生クリームをのせたものです。日本のアイスコーヒーとは違うので、ご注意を。
OOOO を1つください。