今回は、「自分で自分を困難な状況に追い込む」という意味のイディオム、paint oneself into a corner を例文とともに紹介します。
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Paint oneself into a corner
Paint oneself into a corner は、「自分で自分を困難な状況に追い込む」という意味のイディオムです。
「自分で問題を作り出し、自分を困らせる」という状況を表すときに使います。
Wife: That’s great!
Husband: Actually, it’s not so good. In summer when the boss made his promise, the company was in much better financial condition. Now it will be difficult to give out bonuses.
Wife: So, will the boss still give the staff bonuses?
Husband: I’m afraid, he will have to. He can’t take back his promise. The staff would go on strike or quit.
Wife: Oh dear. He has painted himself into a corner.
Husband: He certainly has.
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夫:夏に、社長がスタッフ全員にクリスマスボーナスを約束したんだ。
妻:すごいね!
夫:実は、そんなにいい話じゃないんだ。社長がその約束をした夏の頃は、会社の経営状態は、今よりずっと良かったんだ。今は、ボーナスを支給するのは難しいよ。
妻:で、社長はそれでもボーナスを支給するの?
夫:残念ながら、そうせざるを得ないんだ。約束を反故にはできないんだ。スタッフはストライキを起こすか、会社を辞めるよ。
妻:大変。トラブルを自分で引き起こしたのね。
夫:本当だよ。
まとめ
「自分で自分を困難な状況に追い込む」
Mike: I was asked to do it, and I felt obliged to accept. I guess I didn’t think carefully enough about it. I really don’t have time to coach the team.
Larry: Can you change your mind and get out of it?
Mike: No. Unfortunately it’s too late for that. I have painted myself into a corner, haven’t I?
Larry: That’s for sure!
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ラリー:少年サッカーチームのコーチ、どうして引き受けたの?
マイク:頼まれたんだ、そして引き受ける義務がある、と感じたんだ。それについてしっかり考えなかったんだと思う。チームのコーチをする時間なんて、全くないよ。
ラリー:やっぱりやめることはできないの?
マイク:できないんだ。残念ながら、断るには遅すぎるよ。自分で困った状況を作り上げてるよね。
ラリー:その通り!