以前、come の句動詞を紹介しました。
動詞と前置詞や副詞を組み合わせて、動詞のような役割を果たすものを句動詞と呼びます。
英語のネイティブスピーカーは、句動詞を頻繁に使います。日常会話では、一語の動詞だと堅苦しく感じることもあるため、句動詞がよく使われます。
今回は、get を使った句動詞の代表的なものを6つ (get across, get along, get around to, get at, get away, get back at) 取り上げます。
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Get across
理解してもらう、伝わる、通じる
Get along
仲良くやっていく
Samantha gets along with her mother-in-law.
サマンサは、姑と仲良くやっている。
Get around to
~にやっと取りかかる
Colin: What did you do on the weekend?
Mick: I finally got around to tidying up the garden. I had left it for a while, so it was full of weeds.
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コリン:週末は、何したの?
ミック:ようやく、庭の手入れに取りかかったよ。しばらく放っておいたから、雑草だらけだった。
Get at
ほのめかす
What are you getting at? If there’s something you want to say to me, just say it.
何が言いたいの?言いたいことがあるなら、言ってよ。
Get away
(気晴らしに)どこかへ行く
I need a break. I want to get away from the city for a few days but I’m too busy with work.
休みが必要なんだ。2、3日の間、街から離れてどこかへ行きたいけど、仕事が忙しすぎるよ。
逃げる
The dog got away from its owner.
その犬は、飼い主から逃げた。
Get away with ~で「~を持って逃げる」になります。
The thief got away with the money.
その泥棒は、お金を持って逃げた。
Get back at
仕返しをする
Mike put salt in his sister’s coffee to get back at her for making fun of him.
姉にバカにされた仕返しに、マイクは彼女のコーヒーに塩を入れた。
Make fun of ~ で、「~をからかう、バカにする」です。
まとめ
Get across
- 理解してもらう、伝わる、通じる
Get along
- 仲良くやっていく
Get around to ~
- ~にやっと取りかかる
Get at
- ほのめかす
Get away
- (気晴らしに)どこかへ行く
- 逃げる
Get back at
- 仕返しをする
Alicia: Why don’t you use some graphics? It’s easier to get your ideas across if you use diagrams and charts.
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ベン:僕の説明を生徒が理解してくれないんだ。
アリシア:図を使って説明したらどう?略図や表を使えば、言いたいことが伝わりやすくなるよ。