「以上」は “more than” ? 英語で表す「以上」「以下」

less is more




「以上」を表す英語は?と聞かれて、浮かぶ単語は何ですか。”More than” でしょうか。

日本語で「60ドル以上は送料無料」と言ったら、60ドルの買い物をしたら、送料が無料になりますよね。

では、”more than $60″ は、60ドルを含むでしょうか。

答えは、「含まない」です。

 

 

以上は “and over” “or more”

「60ドル以上」と言いたい場合は、”$60 and over” や “$60 or more” と表現します。日本語の感覚で、”more than $60″ とすると、60ドルの買い物では送料は無料にならず、60.01 ドルより多く買い物をする必要があります。

実際に使われている例を見てみましょう。

オーストラリアの Angus & Robertson という書店のサイトに、デリバリー料金として、下記のような記載があります。

Free standard shipping applies to orders $60 and over.

「60ドル以上の注文は、通常配送の送料無料」

 

“and over” が使われていますね。

他の例も見てみましょう。

 

オーストラリアのクイーンズランド鉄道のサイトに大人料金として、下記のように案内されています。

Adults   16 years and over

こちらも、”and over” が使われています。

 

“Or more” が使われているサイトもありました。長距離バス Greyhound Australia の予約ページに、下記のような文がありました。

Booking for 10 passengers or more?

「10人以上のご予約ですか」

 

まとめ
英語で「XX 以上」を表すときは、”XX and over” または  “XX or more” 。

 

以下

「以上」は、これで大丈夫ですね。では、その反対である「以下」は、英語でどう表現するのでしょうか。”less than” は使えるのでしょうか。

Golf Australia の文章です。

Best courses you can play for $ 50 or less in Victoria

「ビクトリア州で、50ドル以下でプレイできるお勧めゴルフコース」

 

カンタス航空の免税品販売について、下記の案内があります。

Most fragrances and beauty products in our catalogue are 100ml or less …

「カタログに記載されている香水や化粧品のほとんどは、100ミリリットル以下です・・・」

 

“Or less” という表現が使われていますね。

“More than $60″ に60ドルが含まれないのと同様、”less than $60″ には、60ドルは含まれません。よって、60ドル以下としたい場合は、”$60 or less” となります。

まとめ
英語で「XX 以下」を表すときは、”XX or less” 。

 

数にまつわる、その他の表現

 

up to

「~まで」という意味で使われます。

日本でもバーゲンで “up to 70 % off” のような広告を見かけますね。”up to” は、それに続く数字を含みます。よって、この場合は、70%が含まれます。

オーストラリア大使館のサイトに、ビザについて以下のようにあります。

… for a stay period of up to 3 months.

「3か月までの滞在」ということで、”up to” が使われています。

 

inclusive

“up to” と同様、「~まで」という意味です。

先にもあげたオーストラリアのクイーンズランド鉄道のサイトでは、幼児料金について下記のようにあります。

Infant     0-3 years inclusive

3歳までに幼児料金が適用される、ということですね。

 

under

“Under” は「未満」にあたります。

Jetstar のサイトで、乳幼児について、以下のように記載されています。

At Jetstar we refer to children under 2 years old as infants.

「ジェットスターでは、2歳未満の子供を乳幼児とします」

 

オーストラリア大使館のパスポート申請に関するページでは、以下のように “under” が使われています。

If you are an Australian citizen under 18 years of age …

「18歳未満のオーストラリア市民は・・・」

 

“under” は、数字とあわせて  “XX or under”、”XX and under” のようにも使われます。その際は、”or” “and” の前の数字も含み、日本語の「以下」の意味になるので、注意しましょう。

少し長いですが、分かりやすい文章がありました。再び、オーストラリア大使館のサイトからです。

「パスポートを申請する子供は、面接が必要ですか」という質問に対する答えです。

Not if the child is aged 15 or under. Child applicants aged 16 or 17 must attend the passport interview …

「15歳以下の子供は不要です。・・・16歳、または、17歳の申請者は、面接を受ける必要があります。」

 

まとめ

「XX 以上」など、数字にまつわる表現を整理しました。

  • XX 以上   XX and over、XX or more
  • XX 以下   XX or less、XX or under、XX and under
  • XX まで   up to XX、XX inclusive
  • XX 未満   under XX

日本語の表現の仕方とは少し異なりますが、一度覚えてしまえば簡単ですね。

 

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