今回は、「将来ための貯金」「いざというときの蓄え」を意味するイディオム、a nest egg を例文とともに紹介します。
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A nest egg
将来使うため、または、いざというときのために貯めておくお金を a nest egg と呼びます。
A nest egg は、普通に訳すと「巣の卵」ですね。このイディオムは、農家の人が、めんどりの巣に卵を置いていたことが由来とされています。
めんどりは自分の巣に卵があると、より多くの卵を産むようになるそうです。農家の人はその性質を利用して、本物、あるいは、偽物の卵を巣に置き、めんどりの産卵を促したそうです。
より多くの卵が手に入れば、農家はより潤います。また、最初は数が少ない卵も、時間と共にその数が増えます。このことから、将来のためにとっておくお金のことを意味するようになったようです。
Harry: I heard that you are going to open your own restaurant. How did you get the money to do that?
Jean: I saved for a number of years and now I have a nest egg that I can use to open the restaurant.
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ハリー:自分のレストランをオープンするって聞いたよ。どうやって、資金を得たの?
ジーン:何年も貯金をしたから、まとまったお金ができて、レストランの開店資金として使えるんだ。
まとめ
A nest egg
「将来ための貯金」「いざというときの蓄え」
Steve: I agree. I plan to travel around the world when I retire, and that requires a lot of savings.
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レオ:快適なリタイア生活を楽しみたかったら、若いときから定期的に貯金をし始めないと。将来のための資金を構築する必要があるよ。
スティーブ:僕もそう思うよ。リタイアしたら、世界中を旅するつもりなんだ。それには貯金がたくさん必要だよ。