今回は、「比べようがない」という意味のイディオム、apples and oranges を例文とともに紹介します。
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▼「Apple(りんご)」を使った表現、他にもあります▼
Apples and oranges
Apples and oranges は、「比べようがない」という意味のイディオムです。
性質が全く異なるため、比較できないものについて使います。
It’s like comparing apples and oranges. 「リンゴとオレンジを比べるようなものだ=それらは、性質が全く異なるものなのだから、比べられない」のように使います。
そもそも比較する対象ではない、比べようとするのが間違っている、という意味です。
Ken: I recommend that you upgrade to the newest version of this computer software.
Mary: But isn’t it the same as the one I already have?
Ken: No, they are completely different. It’s like comparing apples and oranges. The newer version is much better.
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ケン:パソコンのこのソフトを、最新バージョンにアップグレードしたほうがいいよ。
メアリー:でも、今使っているのと同じじゃない?
ケン:ううん、全く違うよ。比べものにならないよ。新しいバージョンのほうが、ずっといい。
まとめ
Apples and oranges
「性質が全く異なるため、比較できない」「比べようがない」
Bill: You cannot compare them. They are like apples and oranges.
Jared: What do you mean?
Bill: The Beatles were more melodic, whereas the Rolling Stones play rock. I like both groups, but they are completely different.
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ジャレド:どっちのバンドが優れてる?ビートルズ、それとも、ローリングストーンズ?
ビル:比べられないよ。まったく違うバンドだよ。
ジャレド:どういう意味?
ビル:ビートルズは、メロディー重視だけど、ローリングストーンズのプレイは、ロックだよ。両方とも好きだけど、全く違うよ。