日本語の感覚からすると、数えたくなるけれど、英語では不可算名詞と呼ばれ、1つ、2つ・・・とは数えられない名詞、たくさんありますよね。
「数えられない名詞」には、それが1つと感じるときでも a はつきませんし、複数と感じるときでも s をつけない、ということになります。
数多くある不可算名詞の中でも、日本語の感覚からすると数えられる、つまり、a や two, three をつけてしまいそうな単語を集めたパート3です。
パート1と2はこちら
数えられない名詞
Breakfast, lunch, dinner
一般的な意味で「朝食」「昼食」「夕食」と言うときは、数えられません。
彼にディナーを作った。
食事の内容や、いつもと違うことを伝えたいときは、可算名詞になり、数えることができるようになります。
今朝、ホテルのビュッフェで朝食をとった。
映画館に行く前に、早目の夕食をとった。
Work
「仕事」という意味で使うとき、work は数えられない名詞です。
彼女は仕事を探している。
同じく「仕事」を意味する job は、数えられる名詞です。よって、上の「彼女は仕事を探している」を job で表すと、She is looking for a job. のように job の前に a が入ります。
不可算名詞の work は、「仕事」以外にも「職場」を意味します。
職場にスマートフォンを忘れてきた。
同じく「職場」を意味する workplace は、可算名詞です。
今まで働いた中で、ここは、最もよい職場の1つだ。
また、work には「労働、作業、努力」という意味もあります。この work は、不可算名詞です。
外国語を習得するには、努力をたくさんしなければならない。
Work には「作品」という意味もあり、その場合は、不可算名詞としても、可算名詞としても用いられます。
これは、ピカソの初期の作品の1つだ。
Insurance
「健康保険」は health insurance で、a がつきません。
この治療は、健康保険が適用される。
出発前に、旅行保険に加入するのを忘れないように。
Money
Money は、紙幣や硬貨の総称なので、数えられません。数えられるのは、紙幣や硬貨のほうですね。
ジョーは、英語を学ぶために、たくさんのお金と時間を費やしてきた。
まとめ
数えたくなるけれど、数えられない名詞を紹介しました。
Breakfast, lunch, dinner 朝食、昼食、夕食
Work 仕事、職場、努力
Insurance 保険
Money お金
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通常、朝8時に朝食を食べる。