使い分けに迷う単語って、結構ありませんか。Farther と further、take と bring、lay と lie など、ちょっと考えただけでも、たくさん思い浮かびます。
これらの単語は、間違えて使ったとしても、意味は通じますが、より正確な英語を目指すなら、場面に応じて、最適な単語を使いたいものです。
今回は、これまで紹介した「使い分けたい単語、間違えやすい単語」の中から、5つの記事を選びました。
うろ覚えのものがあったら、チェックしてみてください。
Farther と further
Farther と further の使い分けは、英語のネイティブスピーカーでも、時々間違えたり、分からなくなったりするようです。
Farther と further の使い分けのポイントは、以下の3点です。
1. Farther は、物理的な距離について使う
2. Further は、比喩的な距離について使う
3. Further は、動詞でもある
▼詳しくはこちらで▼
Take と bring
「連れて行く」「連れて来る」や「持って行く」「持って来る」と言いたいときに、使う単語たちですね。
Take と bring のどちらを使うかは、物や人の移動の方向で決まります。
話し手も聞き手もいない場所へ → take
話し手がいる場所、または、聞き手がいる場所へ → bring
▼理解度を確認できる、練習問題もありますよ▼
House と home
House と home は、どちらも「家」を意味しますが、場面に応じて、house が適切なときもあれば、home を使ったほうが自然なときもあります。
House は「物理的な建物」を意味し、home は「抽象的な、家庭・帰る場所・自分の居場所」を意味します。
Nearby と near
「近くの」を意味する nearby と near。
以下の文章は、2つとも正しいでしょうか。
1. Let’s meet at a nearby cafe.
2. Let’s meet at a near cafe.
▼正解はこちら▼
Lie と lay
Lie と lay も、混乱しやすい単語ですよね。
この2つの単語の使い分けは、「横たわる / 横たえる」という動作の対象が、本人か、それとも、本人以外の「何か」か、という点で決まります。
Lie 横たわる(本人)
Lay 横たえる・置く(対象物)
▼さらに詳しく▼
以上、使い分けに迷ったり、間違えやすかったりする単語のまとめでした。